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あまりに有名な 司馬遼太郎さんですが私は初読です お名前の雰囲気と タイトル、そして、文庫本の表紙絵 その全てが「おじさんの本」というオーラに感じられた上に 斬り合いの歴史というものにもさして興味もなかった私は 手に取ったことはなかったのです 書棚も素通り・・・ 昨年(一昨年?) NHKのドラマ「坂上の雲」 阿部寛さん、香川照之さん、伊東四朗さんという 俳優陣の素敵さに心踊り録画 「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。」 この一文に惚れました 司馬遼太郎・・・かっこいい(←単純) あぁ、読んでみよう。 その後ひょんなきっかけで 「龍馬がゆく」を読み始め一年半 読み終えて… 龍馬という人が何故人気なのかようやくよーーーーく解りました 昨年「龍馬伝」を見ていた時にはあまりよく解っていなかったのです・・・ 龍馬の物語そのものより、他事に気を取られていた… 人物観察に忙しかったのです 吉田東洋、山内容堂公の不気味な色気にぞぁ〜っっとしたり 岩崎家の凄まじさ、岡田以蔵の切なさ 高杉晋作、中岡慎太郎が格好いい 徳川慶喜がよかったなぁ お龍が美しすぎだ・・・うっとり。。などなど さて、 読み終えて 爽やかな青春の匂いがする 司馬さんの言葉をもっと知りたくなりました そして、歴史のお話は面白いなと素直に感じました 次は、新撰組のお話を読んでみようと思います 龍馬がゆくを読み始めたら 私の廻りには これを読んだことがある人が沢山いて しかも、 口を揃えて「面白いよ!」「もう一度読むといいよ」と… 再読を熱烈にすすめられる本も珍しいですね 素直にしたがい 数年後にまた読んでみようと思います あたらしい発見があるのでしょう きっと ひよこ文庫 ふじおかあきこ
by ashiyapurin
| 2012-09-28 11:01
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